2013年9月19日木曜日

【2013/9/14】初回講座改め、プレワークショップ2

本日があごうさとしクラス初回・・・のはずでした。・・・しかし、9月中参加できない方多数だったので、残念ながら正式な開講を10月に延期することになりました。
したがって、今回9月14日と次回9月28日の講座はプレワークショップということで、無料の体験講座にさせていただきます。(興味ある方まだ間に合います!!)
 
 ということで、今日の講座は「緊張と呼吸」というテーマのもと、演技する上での身体のありようを、体感してみるという内容でワークショップを行いました。
お茶を飲みながらリラックスして何げなく話した内容と全く同じことを、人に注目された状態で再現するとどうなるか?から始まり、身体への意識を変えてみると演技がどう変化するかを体験しました。
 
身体への意識とは、例えば重心を下げる(身体の下方に重さが下がるイメージ)をしたときと、その反対で重心を上げるイメージ(身体を軽くするイメージ)で、演技や身体にどのような変化が出るかのようなことです。また、話しをしている最中に、意識をあることに集中させたり、逆に散漫にさせたりすることで演技にどのような変化がでるかを確認します。
 それが何になるの?と思われるかもしれませんが、俳優は演技する上で架空の状況を身体で表現しなければなりません。その上で、演じている「私」そのものがその邪魔をすることもよくあります。人前で緊張したり、「きれいに見られたい」とか「自分好きでないところを見られてるんじゃないかと気になったりすること」とかが素直な演技を邪魔してしまいます。
演技のトレーニングは、集中を養い、また自分そのものを受け入れる練習をすることで、そうした演技を邪魔するものを取り除いたり、自分のからだと心をコントロールして、見る者を魅了する自在な演技を可能にしてゆくことです。
 もちろんすぐには身につかないものですが、今日のようなこうした練習によって少しずつ向上するものなのです。

2013年9月14日土曜日

【2013/0907】プレワークショップ

講座に申し込む前に、講座の内容を体験してもらうプレワークショップが行われました。「初心者向けにやさしくしようと思っていたのですが、止めました。プロの稽古と同じようにします!」とのっけから厳しい感じでスタートしましたが、やってみると皆さんかなりいい感じで、非常に面白いワークになりました。今日はあごうさんの用意したテキスト(台本)を2人ペアになって、いわゆる「本読み」をするワークでした。全くの初心者という方がいらしたにも関わらず、読みだけで笑いが起きるなかなかのできでした。「厳しめのワークで、基礎から鍛えなおす必要性を自覚してもらうぜ!!」と演出家
は意気込んでいたかもしれませんが、上々の演技に、満足そうなあごうさんでした。(杉山)