2014年2月28日金曜日

【2014/2/26】台本

台本の冒頭の部分ができあがってきました。早速、皆で声に出して「本読み」をしました。作品の構想はあごうさんの頭の中で、いろいろめぐりめぐってこの形に落ちついたものだけあって、今までの練習で試したことや、メンバーのキャラクター等がいかされたものとなっています。ただ、全員がほぼ出ずっぱりの(ずっと出演している)作品のため、部分練習ができない!つまり全員そろわないと練習ができない!?というある意味ハードルの高い条件がついています。(台本はまだ冒頭なので、これからどうなるかはわかりませんが)
 いずれにしても、やるべきことがわかってくれば自ずと気分も盛り上がります。ここからどのようなアンサンブルが生まれてくるのか、期待が膨らみます。
 

2014年2月27日木曜日

【2014/2/22】チーム名決定!

いよいよ公演モードに突入するということで、稽古前に集合してこのチームの名前や、メンバーそれぞれのスタッフやチーム運営上の役割を決めました。
他の公演クラスでもこうして、チーム名等を決めていますが、これはこの講座の特徴です。「期間限定劇団」のように、自分達でできることはなるたけ自分達で行っていく(意思決定も含めて)することで、作品を「自分たちのもの」にするだけでなく、講座終了後例えば劇団に所属したり、自分達で劇団を立ち上げたりした場合にも、すぐに役立てることがでくるというわけです。
いくつかの候補の中から、投票でチーム名が決まりました。『背泳ぎの亀』です。
「頑張っている感じがする」のが提案者のコメントでした。
 併せて、作品を作るにあたって必要な役割を決めました。こちらも希望を元に、各人が一つは役割を担当することになりました。今日からはこうした裏方の仕事の進捗や、問題点等も自分達で共有し解決しながら進めていくことになります。女性陣を中心に、とてもしっかりしたメンバーがそろっていますので、いいチームワークが期待できそうです。

2014年2月24日月曜日

【2014/02/15】


次回公演に向けて作品の始まりの脚本が届きました。
まずはペアにわかれて読み合わせから開始。
何度か繰り返し練習した後、脚本の設定をあごうさんから説明があり
とりあえず、一組が向かい合って皆の前で読み稽古を。
読み合わせを踏まえてあごうさんから動きの指定がいくつか。
その他動けるところは動いてみての立ち稽古。
さらに続くペアに演出的な提案が加わります。
個人ではなく集団として段階的に稽古を進めていく。

あごうクラスの参加者さんの意識は高く、
稽古の前と後に自主的に1〜2時間場所をとって自主練習をしています。
集団として一体となって創作していこうという意識が
このような稽古方法から培われているのかもしれません。

全てのペアが終わった後に全体に向けてのアドバイス。
役柄のテンションが上がった時にこそ、
台詞が乱れてしまうので言葉をはっきり言う。
言ってしまえば役柄よりも言葉をはっきり言うことに注意を。

その後、前回稽古の設定を踏まえつつ新たな要素も加え
続きのシーンがどんなものにするかを聞いてエチュードで演じていきます。
関係性とある程度の道筋を共有しているので
どっしりとエチュードを進めていく皆さんに驚きました。
軸があるので、自由な発想ではずれた時の
何が無い台詞のやり取りがとても笑えました。
エチュードの中であごうさんからも新たな設定や提案が加わっていきます。
脚本家だけでなく全体として作品を作り上げていくムードが広がっています。

最後に舞台構造や作品構造の話し合いが。
かなり実験的で挑戦的なアイデアが出ていますが。
果たして実現するのでしょうか。
今後の創作が楽しみです。

2014年2月12日水曜日

【2014/02/08】上演作品概要

いよいよ8月の上演に向けての準備が始まりました。台本は徐々にできてくると思われますが、今日はどのような作品になるか、あごうさんから概要が説明されました。詳細は追ってレポートしますが、個と集団をテーマに人のつながりとは何かを鋭く問う作品になりそうです。(真面目なだけでなく、たぶんユーモア<皮肉>も含んだ作品になるのではないでしょうか/*あくまで予想ですが)
 さて、今日はその作品の舞台設定を基にしたエチュードを行いました。特殊な状況で人がどのようにコミュニティーを作り、そしてそこに加わろうとする人にどのような対応をするのかを即興で演じることになりました。前回からレポートしている通り、こうした練習ではなかなか面白いエチュードが展開されていて、今回も秀逸な応酬が見られました。登場人物のキャラクター設定の参考にもなったのではないでしょうか。自主練習の予定も決まり、再来週のクラスではいよいよチーム名やチーム内での役割も決まりそうです(ここにはメンバー全員参加!です)、徐々に公演に向けて準備も加速することでしょう。

2014年2月5日水曜日

【2014/02/01】エチュードが上手い。

今日は欠席も少なく盛り上がった会になりました。前回からエチュードと呼ばれる即興で演じる練習を行っています。経験の浅い方にとっては、即興で演じるのは「セリフ」というよりどころがなくて、どうしたらいいか戸惑ってしまってつい「おもしろいことを言う」ことに気がいってしまったり、「なにかしなければ」と焦って共演者のアクションやことばをしっかり受け止められなかったりするものです。
 即興は自分が何かするよりも、相手のことばや仕草を受けて、それにどう返すかが大事になります。ですから、「出す」よりも「受け止める」が重要なわけです。今回もやはり「出す」に意識を取られる方もいましたが、「受け止める」意識がしっかりできている方が何人かいて、シーンが比較的うまく回ったことに感心しました。
理想的にはもちろん全員がそうした意識を共有して、もっとスムーズに、もっと創造的にシーンが成り立つことなのですが、「上手い」方の影響を受けてきっと割と早くみなさんそうした意識が持てるような気がしました。