2013年10月29日火曜日

【2013/10/26】ウォーミングアップから

さて、今月から始まったあごうさとしさんのクラスですが、最初とあってまだ基礎的なことからじわりじわり行われている印象です。
ウォーミングアップ(こう呼ぶのがいいのか良くわかりませんが、本日の主たる課題に入る前に、演技のできる身体や心の状態にしておく準備)も、心の緊張をほぐすゲームや、身体に触れて、緊張やこわばりを物理的にほぐしていく、方法等いろいろな手法を体験してもらっています。特に、身体の緊張をぬいていくワークは、見ているととても気持ち良さそう(もちろんされている側ですが)。肩こりのつらいわたしは、参加したくなります。こうしたワークは身体への意識を高めるのにも大変役立ちます。
 その後に行われた、本日の主となる課題は、前回に引き続きセリフ(テキスト)を使っての練習となりました。この練習は実はあごうさんの次回作の創作も兼ねていたりします。詳しくはぜひ次回作をご覧下さい。(詳細はこちら→http://www.agosatoshi.com/)
 セリフの練習に入ると、こころなしか、みなさんいきいきします。演劇といえばセリフ。セリフをしゃべりたいという欲求がどこかにあるのかもしれません。
 が、日本語が話せれば意味の分かるセリフを言うのは概ね誰にでもできます。「役者」としては、もちろんそれ以上のものが求められます。だからこそセリフは難しいのですが、そのあたりはまたの機会にきっとくわし〜くされることと思いますので、それはその時に。
 少しずつ活気も出てきました。11月になって途中参加の
メンバーが一同にそろうのが楽しみです。

2013年10月19日土曜日

『声』を中心としたワーク

あごうさんと、アシスタントの太田さんが指導にあたります。
演劇初心者もいるクラスですので、まずは基本から。ということでストレッチからスタート。メンバーに少しコツを伝えただけで、グンと体が伸びます。始まったばかりのクラスですから、しばらくはメンバーの成長が楽しみになっていくでしょう。

さて、ストレッチをひと通り終えると、稽古場を歩き回って互いの距離、関係を確かめるワークを行なったり。そして舞台上に立つ上で初心者が必ず通る壁であろう、恥を捨てるためのワークを行ないました。
そして発声へ。これもまさに演劇という発声法をしていきます。短音、長音、滑舌まで。「あえいうえおあお・・・」と、演劇をやったことがある人なら誰もが通過する発声を行ないました。来週は『あめんぼ』にもチャレンジするそう。




本稽古はここから。
あごうさんの作品がもうすぐ東京、大阪で上演されるのですが、その脚本を読むワークが行なわれました。そして実際に声を録音して、本番流すそうです!
本番に使われるとなって、脚本の解釈から実際の読みまで、何回も実践し上達していました。「声の強さ」が大事とのこと。

次回もこの脚本を中心にワークが行なわれていきます。

(10/12 沢)

2013年10月8日火曜日

【2013/10/2】いよいよ開講

本日から、劇研アクターズラボ+あごうさとしクラス開講しました。とはいえ、初日ながら全員そろわず、滑り出し多難といったところでしょうか。
とはいえ、来年8月の公演を目指して、一同頑張っていきたいと思います!!

ちなみに、定員に空きがあるので、募集は継続します!!
このブログをみたり、案内を見て興味を持った方は、メールでお知らせください。11月から参加の方もいらっしゃるので、大丈夫です。10月中の見学もOKです。
(アドレスはlabo★gekken.net ★を@に変えてお送りください。)

さて、今日の練習ですが短いテキストを使って行いました。プレワークショップで使ったテキストよりも少し難しい内容です。何が難しいかというと、関係がより高度なのです。
交わされるセリフの言外の意識や関係をどのように表現するかがテーマです。こうした演技では、しっかり受答えをすることが大事になります。相手の言葉をどう受けるか、だけでなく(セリフだけでない)相手の反応をどううけとるかがより大事になります。それによって、これがどのようなシーンかが見えてくるのです。

 参加者からは「難しかった」という声も聞かれましたが、初めてにしては、上々のできだったと思います。

2013年10月2日水曜日

【2013/09/28】プレワークショップ3

プレワークショップの最終回。いよいよ次回から開講です。
さて、前回に引き続きあごうさんが志向する創作(演技)方法に基づいた、基礎的なワークショップを行いました。
まずは、自己紹介。3分を使って一人ずつ前にでて自己紹介します。それを聞いてあごうさんや参加者が気づいた点をコメントします。話しの内容もさることながら、緊張や心理状態によってどんなしぐさや身体の状態になるのか、声や内容の伝わり方など「おもわずしてしまっていること」にも注意を払います。あごうさんはひとりづつ丁寧にコメントし、気づいた点を板書して確認します。
 引き続いて、前回に続いて丹田に意識を置いての発声練習を行いました。身体への意識やイメージによって、声のトーンや身体の状態に変化が現れる。それを実感してもらった上で、それを活かして演技指導をしていきたいということを説明して今日の講座は終了しました。

 いよいよ来週から講座がスタートします。充実した練習と創作になると思います!