2014年4月12日土曜日

【2014/4/12】 C.T.T試演会まであと少し


 C.T.Tに向けた稽古が進んでいく最中、今日は欠席者無し、役者の9人全員があつまっての稽古でした。それぞれに忙しい合間を縫いながら、それでも出演者の皆さんは演出のあごうさん来る何時間も前から自主的な稽古のために朝早くからセリフ合わせや小道具の確認、徐々に皆が揃うと今回の上演作品 「最後のコント」 のセリフが聞こえてきます。

 このクラスでは怪我で少しお休みをしていた人がいたり、それでなくてもそれぞれに忙しい日々を過ごす出演者の皆さんが、それでも週に1回でも皆が同じ場所で、同じテキストを持って、同じ問題に皆が集まってどう解決したらいいかを身を寄せ合って話し合います。
演劇は人が集まらないとできません。そこにちゃんと人が来なければできないというのが演劇の非効率な、というか大変な事かもしれません。逆に言えば、人が集まれば、それぞれに全然違った生活をしている出演者の皆さんが一緒になって、例えばこんな風にテーブルを囲んで、難しい事を楽しい事を一緒に考える事が出来るのかもしれません。そしてそれは、出演者だけではなく、照明さんや音響さん、舞台監督、制作、広報などなど沢山の人が集まる事でもあって、演劇は、やっぱり人が集まる事で出来上がる者なのだと思います。

 そしてそれは、創る側の事だけではもちろんなくて、観客席でその芝居を見ながら、驚いたり悲しくなったり楽しんだりしてくれる観客の皆さんがいなければ、やっぱり演劇は出来上がらないのだと思います。

本番は4月の19、20日です。それに向けて『背泳ぎの亀』の出演者9名、演出のあごうさとしさん、さらに他の沢山の団体やスタッフが作品完成のために稽古や準備をしています。よろしければブログを読んでくれた皆さんにも是非とも観に来て頂いて、この作品の完成のお手伝いをしていただけたらと思います。


CTTまであと少し! 沢山のご来場、お待ちしています!

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