2014年8月6日水曜日

【2014/08/02】あとは本番


例えば分かりやすい問題があったとして、というか、やっぱり問題はあったし、それについては時間をかけて解決していかなければいけないことだから、簡単にこんな問題があってこんな解決がありました、と言うわけにはいかないものの、それでもいつかは、来るべき日がやってきてしまうのだから、それについて話し合わなければいけない、

という芝居を稽古場では今日も繰り広げていて、ではその日の稽古の問題とは何だったのかというと、出演者たちはそれぞれに集中していたし、稽古自体はスムーズに進んで、しいて問題があったとすれば、そこがいつもの稽古場ではなかった為、出演者のひとりが道に迷ってしまったということでした。

もちろん、そんな些細な問題ばかりではないけれど、それでも本番は直ぐにやってきてしまうし、それに向けた集中力も格段に上がってきた稽古場は、俳優になるためのラボではなく、公演前の劇団の空気に変わっているのだと思います。

つい一年前までは演劇をやったことのなかった人もこの稽古場にはいるのですが、演劇の大変さや、試演会での経験などを蓄えた出演者たちは、ひとりの俳優として今週末にアトリエ劇研で公演を行います。皆さんのご来場をお待ちしています。





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