2014年7月11日金曜日

【2014/07/10】身体からのアプローチ

セリフもだんだん入って、立ち稽古にも熱が入ってきています。
 当初の基礎的なワークショップの時からそうですが、あごうさんからの役者への指摘は、「(自分の身体感覚を使って)役者自身の中で根拠をもつように」というものです。専門的で難しいかもしれませんが、役者さんは舞台の上で、演出された動きや演技を再現させなければなりません。演技をする上で、まず自分の中でどうしてその演技なのかをよく考えて、しっくりいくように調整することが大事だということだと思います。その「しっくりいった」感覚は、感情等の内面的なことではなく、身体の感覚からアプローチして欲しいということなのです。「セリフが言いづらいとき、なぜ言いづらいのか考えてやって」とも。ついついセリフを暗記しているので、勢いで(相手とのセリフのかけあいの流れで)漫然とセリフを口にしてしまいがちですが、その言葉が出しづらかったら、無意識に口にださないで、立ち止まって意識してみてということだと思います。
 こうしたことの繰り返しで、活きた演技(いきいきした関係性)が生まれてくるのだと思います。公演まであと一月あまり。メンバーの皆さんにとっては、焦りがでてくる頃ですが、基本的なことを大切に頑張って下さい!!

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